どうも、氣分上々PROJECTです!
実は前々から、なんとなく理解してますよ?風に使っていた言葉があります。
タイトルにある通り「人間工学」という言葉なのですが、恥ずかしながら明確に説明できるほど理解できていませんでした。
今回は、Stay Homeで空いた時間で調べて分かった、人間工学のイメージを共有したいと思います。
何事においても、違いが分かる男であるに越したことはないですし、少しの時間読んでいただけると嬉しい限りです!
人間工学に基づいたロードバイク、「ASTER」
当店で扱っている自転車の1つに、「ASTER(アスター)」があります。
ASTERは、ジャイアントやメリダをはじめとする台湾メーカーの中の1つとして、ここ最近で知名度をグングン上げてきている新進ブランドです。
最近のCYCLE SPORTSにもフラッグシップモデルが紹介された記事が載っていたり、
(全然関係ないですが、マイナー時代から応援していた商品やサービスがメジャーになっていくのって嬉しい反面、少し寂しくもある。全然関係ないですが。)
と、順調に知名度を確保していっているASTERですが、雑誌やwebで紹介される際に毎度登場するキャッチコピーがあります。それが、
「人間工学に基づいた独自のジオメトリー」
というもの。これに則って、当店ホームページでもこんな画像を貼っています。
正直なところ、初めてこのキャッチフレーズを読んだ時はあまり理解できなかったんです。特に「人間工学に基づいた、」の部分と「ジオメトリー」の部分が。
それでも、なんとなく理解してますよ?風を装うことは可能だったので、今の今まで思考を放棄してきました。自信満々にトップページで使っておきながら。お恥ずかしい...
話を戻します。
「人間工学」の理解は、ASTERの他にも存在するエアロフレームが施されたロードバイクを知る上でも必ず役に立つでしょう。時代の流れに取り残されないためにも、しっかり学んでいきたいです。
では早速本題へ移ります。
では、「人間工学」とは?
こんなインタビュー記事がありました。
「人間工学とは、〇〇という概念である」と明言されて言えば理解がしやすいのですが、有識者(日本人間工学会の方々)の話によると、人間工学は一言で述べられない考え方だそうです。
ただし、1つ言えるとするなら「人間工学とは製品の機能性だけでなく、それを使う人のことをより考えていくことである」と仰られています。
これはつまり、簡単に定義ができない理由の1つに、科学(数値や論理性に基づいた機能性)の他に、思想(健康や安全性など、人間への影響)についても考える必要があるということでしょう。
ちなみに僕が「人間工学」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、背もたれが流線型になっているイスです。身体の曲線にフィットした形状や識別しやすいデザインなど、そういう要素を含んだ製品が頭に浮かびます。
このような手に取ることができる製品以外にも、ファーストフード店内の作業現場も人間工学に基づいています。
「いかにスピーディーに正確に商品を届けるか」を求められる現場では、従業員の動きを最大限効率化する必要があるわけで。
そのために、ファーストフード店の作業現場は、立っている位置から振り向いた時にどれだけの動きを取れるかを第一に考えられていて、それを元に設備を展開しています。
これら一連の「空間」にも、人間工学の考え方の1つというわけですね。
今回のまとめ
どうやら人間工学という言葉は、思っていた以上に広い範囲をカバーしているようで、他の考え方(ユニバーサルデザインやインテリア設計など)とも重複している模様です。
ただ「ヒトを中心に考え抜いた設計」という点では、どの考え方も一致しているので、この辺が今回の着地点っぽいですね。
個人的には、こうした考え方を取り入れた製品・サービスがもっと日の目を見て欲しい。特に、日本は「きつい靴も履いてたらそのうち伸びる!」みたいな、身体を製品に合わせる考え方がありますし。(実際そんな伸びないでしょ、ゴムじゃないんだから笑)
今回はASTERからヒントを得てこんな記事を書きましたが、車体全体の設計とは言わずサドルやハンドルなどのパーツ単体でも人間工学に基づいた製品が増えてきています。
そういった製品のレビューをする時にも、今回の話をまたできたら良いなと思います。
もちろん、ASTERの試乗も大歓迎です!まずは乗ってみて感覚を確かめていただきたいです。
それではこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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